2014年12月17日

はじめてのお洋服

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犬との暮らしを振り返ると、かれこれ27年。

その中で、絶対やらないだろうし、その気もないと思っていたことがありました。
それは犬に服を着せること。

ずーっとアンチでした。
犬でも猫でも生き物はそのままの姿が素晴らしい。
そう思ってきました。

だから、自分はいつだって着せないぞと。
健康状態だって一目瞭然、触ってもすぐに分かるしね…と。

もちろん、その思いはいまも変わらないわけですが…。

その頑丈なアンチの壁がついに崩壊、
ついに、犬用の服を買ってしまいました。

というのも、連日のこの寒さ。
なるべくお日さまが照ってる時間を選んでいるのですが、
散歩に行くと、傍らでふるふる震えているミニチュア・ダックス、11歳。
彼女の年齢と、自分自身の心境の変化も購入に至る大きなきっかけでした。

10月の末、自分の不注意で彼女の前足に怪我をさせてしまいました。
かかりつけの獣医さんに適切に治療をしていただき、
大事には至らなかったのですが、
安全と健康管理をあらためて気をつけないと…と身に沁みたのです。

そんなワケで、寒がっていれば、着せればいいという結論に。

着せると、我が犬ながら馬子にも衣装とは失礼か。
案外、すんなりと着てくれたその姿に、
まんざらでもないと思った自分に軽く動揺、そして苦笑いでした。

着用して初めての散歩。
彼女は臆することなく、お尻とシッポをプリっと振ってレッツ・ゴー。
でも私は妙に気恥ずかしく、口角を上げるような、下げるような、どっちともつかない顔でいつものコースを辿ったのをよく覚えてます。

まだ数えるほどしか着用して散歩には出てないのですが、
彼女のなかで、服=散歩の公式が出来つつあるのも感じます。

私より犬の方がよっぽど順応力が高いな。
それにしても、揺るがないはずだった壁がいとも簡単に崩壊した印象的な出来事でした。

妙なこだわりは捨てたほうがラクということね。クスン。
posted by 小阪裕子 at 17:06| ワン・ダフルライフ